2017年11月30日

アカマツの森から

アカマツの森から

森のおはなしの人形を作りはじめた頃は、団地の5階に住んでいました。

団地の南側に、背の高いアカマツの森が広がっていて、窓からはアカマツの樹々が一面に広がってい見えました。
(写真はベランダから西側を向いた風景で、左側にアカマツ林の端っこが写っています)

毎日、アカマツと一緒に暮らしているかのような生活の中で、キノスケたちは生まれました。彼らは、あのアカマツの森からやって来たのかもしれません。

アカマツは、住んでいる”北杜市の木”でもあります。
『北杜市は、市面積の76%を森林が占め、そのうち赤松林がもっとも多い(約14%)』そうです。

秋に紅葉せず、単調に立ち並んだアカマツの樹は、一般的に好感度が低いのでした。
それでも最近は、地元の樹アカマツを、建材や家具に利用する動きが出てきたようです。

アカマツの樹々たちよ・・・これからは大切にされると良いね!


タグ:八ヶ岳
posted by 里の樹 at 13:00| 樹のはなし

2017年11月23日

はじめての人形

はじめての人形

はじめて作った人形は「音がきこえる」(naocky作)でした。

初めの頃は撮影もしていなくて、その人形の写真は残念ながら残っていません。

写真の人形は、二人目の「音がきこえる」で、
最初の人形は、たしか両手を広げて立っていたのでした。

その頃 elicoが働いていたお店で人形を売っていて、
誰かが買っていってくれたのでした。

彼は日本のどこかにいるのでしょうか?


タグ:人形
posted by 里の樹 at 13:00| 人形

2017年11月17日

イチョウの樹

イチョウの樹

イチョウの樹が葉を落とすころ、地面の上に、輝くような黄色いじゅうたんが現れる。


今年の夏、ふとイチョウの樹の下のプレートに目がとまりました。「イチョウ・・・2億年前に生まれ、生きた化石とも言われる…」思わず、恐竜の姿が頭をかすめ、タイムトラベルするような言葉でした。

2億年前は中生代、恐竜の時代の始まりの頃で、イチョウの最盛期は世界中に繁茂していたそうです。多くの気候変動や環境変化をのりこえて奇跡的に生命をつないで来たが、一時は絶滅寸前になってしまった・・・と。

その危機を救ってイチョウの樹を殖やし続けたのは、以外にも人間でした。約800年ほど前に中国から日本に渡り、今では日本で最も多い街路樹になりました。

あたり前のように身近にあるイチョウの樹が、何だか特別に思えてきます。
人とイチョウは、思った以上に仲が良いらしい。


標高の高いわが家の裏手にあるイチョウは十月末に葉を落とし初め、黄色いじゅうたんも色あせてきました。

東京ではこれから綺麗なのでしょうね。あなたの街のイチョウは、今年も輝いていますか?



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posted by 里の樹 at 11:00| Comment(0) | 樹のはなし

2017年11月09日

森のおはなし HPができました

20171109.jpg

はじめまして。
この森のおはなしブログは今日が1ページめです。

里の樹が初めて人形を作ったのは、2003年の夏のことでした。
そうして、のんびりと活動をしながら14年が経ちました。

これから、森のおはなしの制作秘話や、秘蔵写真、季節のお便りをお届けする予定です。
ブログと共に、里の樹の「森のおはなし」HPもできました。

ぜひ、見に来てくださいね!



タグ:HP おしらせ
posted by 里の樹 at 12:00| Comment(0) | おしらせ