
まだ人形を創り始めたころ、一人だけ女性に見える人形ができました。
手元にあった枝を切ってみると、頭はおかっぱに、からだの部分はスカートをはいている様に見えたのです。お腹が少しふっくらした、赤ちゃんを授かったばかりのお母さんのイメージが浮かびました。
人形たちを創る時、気に入った顔が描けるまで描き直したり、おなかの文字を書き直しなおしたりすることが良くあります。
気に入らない時には、削っては描き、削っては書き…と何度も何度も繰り返します。
久しぶりに、初めの頃に撮った写真を見つけました。

描いた言葉も違いますが、顔にはマツ毛があって、同じ人形だけど別人みたいだな〜と思いました。