2018年06月28日

僕の音どこまでも

僕の音どこまでも

僕らは音楽が大好きです。暮らしの中には、いつも音楽があり心を潤してくれます。
歌をうたったり、楽器を奏でたりするのも、とても楽しいです。

だいぶ前にnaockyが、素敵なマリンバ奏者の方と、ギターで共演しました。とても感動的だったので、その時の体験から、自然にこの人形が生まれたのでした。

マリンバ(木琴)を、だいぶ時間をかけて作っていました。手のあたりとか、なかなか自然にできてるな〜と(笑)

僕らはいつも、耳に聴こえなくても、音を奏でているのかもしれませんね。
素敵な音を奏でられるように…と願います。


タグ:音楽 人形
posted by 里の樹 at 20:00| 音楽

2018年06月22日

夏の兄弟

夏の兄弟

梅雨の晴れ間・・・今日は朝から一日、良い天気でした。
雨上がりの空も、空気も、チリが払われて、透き通るみたいに綺麗でした。

昨日は、夏至を迎えました。
一年のうちで、太陽が一番高くのぼり、昼が長い一日です。

日の出は4時30分、日の入りが19時5分(山梨県)でした。
朝は早々に目が覚めるし、
晴れると、ほんとうに明るい一日になります。

でも実は、一番早く日が出るのは、夏至の約一週間前。
そして一番遅く日が沈むのは、夏至の約一週間後・・・なんですね。
子供の頃は、どちらも夏至と同じ日だと思っていました。

梅雨が空けたら夏休み!・・・だったら嬉しいな(笑)


タグ: こよみ
posted by 里の樹 at 21:00| こよみ

2018年06月15日

雨の日の散歩

雨の日の散歩

今年もまた、梅雨に入りました。
雨の降りはじめがとても綺麗です。

毎日、雨が降り続いてジメジメしてくると、ため息が出そうにもなりますね。

それでも雨が、森を育み、作物を育て・・・私たち人間もまた、その豊かさに育まれているのでしょう。

雨が森を潤し、やがて川から海へと流れ、また空へ還る・・・そんな大きな循環の中に私たちは生きています。


タグ: 散歩
posted by 里の樹 at 21:00| お散歩

2018年06月08日

浅間山の森の暮らし2

浅間屋の森の暮らし2

森の暮らしで、ふだん良く見る動物は、小鳥やリスたちでした。シカは夜になると、家の周りでゴソゴソッと大きな物音を立てていて、初めの頃は何ごとか…?!とびくびくしていました。

雪の日の朝には、色んな動物たちの足跡が残り、家の周りに沢山の住人が暮らしているんだなあ…と嬉しくなりました。
そんな森の動物たちの中で一番仲良くしてくれたのが、写真の"コガラ"でした。

「冬の間は、ひまわりの種を置いておくと、動物が寄って来る…」と教えられ、さっそくデッキの切り株の上に撒いてみました。リスも来ますが、多くは"カラ類"の小鳥たちでした。シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ・・・そしてコガラたちが、混ざり合いながらやって来ました。


ある日elicoが、切り株の上に座って森の空気を感じながら、くつろいでいました。両腕をのばして膝に手をあてていたのですが、腕と足の間にできた小さな三角形の空間を、サーッ!と飛びながらくぐって見せたのはコガラでした。

毎日ヒマワリの種を置いていましたが、時々忘れていました。
そんなある日、コツコツコツ…と窓をノックする音がきこえました。

外を見ると、窓枠にとまったコガラが「ちょうだいよ〜!」とさいそくしている様子でした。種を置くと、コガラたちはすぐ近くまで飛んできます。

何だか自分たちと小鳥とが、特別な関係になった気がしました。(実はコガラは、全般的に人懐っこいのだそうです)

暮らしの場所は変わっても、鳥たちをとても身近に感じるのは、そんな体験のせいかもしれません。


タグ:浅間山 動物
posted by 里の樹 at 22:00| 昔の思い出

2018年06月01日

浅間山の森の暮らし1

浅間山の森の暮らし1

八ヶ岳に住んで人形たちが生まれる前に、北軽井沢と呼ばれる場所に2年間暮らしていました。
軽井沢から車でグイグイ、グイグイと30分ほど登った・・・すなわち浅間山の麓なのでした。

1998年はインターネットも無くて、家を探すために本屋さんで新聞を買いました。「住むところを探しているので・・・」と言うと、本屋さんは「うちは不動産屋もやっているから・・・」とすぐに貸家を紹介してくれました。(家賃は5万円ほどでした)

とても素敵な小さなログハウスで、可愛い看板に"Free Houseパインツリー"という名前もありました。
若かった僕らにとって、まさに夢のようなお家でした。

そこは、ほんとうに森の中で、鹿やリスや小鳥たちがいつも周りにいて、夕暮れの帰り道にフクロウと目があったりもしました。

その家が大好きで、引っ越した後も3回ほど見に行きました。
先週15年ぶりに行ったのですが、月日が経って家はだいぶ古びていました。名札みたいな可愛い看板も無くなっていたので、淋しさと共に時の流れを感じました。

けれど写真の中のお家は、今もあの頃のままで、楽しかった記憶を呼び覚ましてくれるのでした。
とても懐かしいです。


タグ:写真
posted by 里の樹 at 18:00| 昔の思い出