2018年06月28日
2018年06月22日
夏の兄弟
梅雨の晴れ間・・・今日は朝から一日、良い天気でした。
雨上がりの空も、空気も、チリが払われて、透き通るみたいに綺麗でした。
昨日は、夏至を迎えました。
一年のうちで、太陽が一番高くのぼり、昼が長い一日です。
日の出は4時30分、日の入りが19時5分(山梨県)でした。
朝は早々に目が覚めるし、
晴れると、ほんとうに明るい一日になります。
でも実は、一番早く日が出るのは、夏至の約一週間前。
そして一番遅く日が沈むのは、夏至の約一週間後・・・なんですね。
子供の頃は、どちらも夏至と同じ日だと思っていました。
梅雨が空けたら夏休み!・・・だったら嬉しいな(笑)
posted by 里の樹 at 21:00| こよみ
2018年06月15日
2018年06月08日
浅間山の森の暮らし2
森の暮らしで、ふだん良く見る動物は、小鳥やリスたちでした。シカは夜になると、家の周りでゴソゴソッと大きな物音を立てていて、初めの頃は何ごとか…?!とびくびくしていました。
雪の日の朝には、色んな動物たちの足跡が残り、家の周りに沢山の住人が暮らしているんだなあ…と嬉しくなりました。
そんな森の動物たちの中で一番仲良くしてくれたのが、写真の"コガラ"でした。
「冬の間は、ひまわりの種を置いておくと、動物が寄って来る…」と教えられ、さっそくデッキの切り株の上に撒いてみました。リスも来ますが、多くは"カラ類"の小鳥たちでした。シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ・・・そしてコガラたちが、混ざり合いながらやって来ました。
ある日elicoが、切り株の上に座って森の空気を感じながら、くつろいでいました。両腕をのばして膝に手をあてていたのですが、腕と足の間にできた小さな三角形の空間を、サーッ!と飛びながらくぐって見せたのはコガラでした。
毎日ヒマワリの種を置いていましたが、時々忘れていました。
そんなある日、コツコツコツ…と窓をノックする音がきこえました。
外を見ると、窓枠にとまったコガラが「ちょうだいよ〜!」とさいそくしている様子でした。種を置くと、コガラたちはすぐ近くまで飛んできます。
何だか自分たちと小鳥とが、特別な関係になった気がしました。(実はコガラは、全般的に人懐っこいのだそうです)
暮らしの場所は変わっても、鳥たちをとても身近に感じるのは、そんな体験のせいかもしれません。
posted by 里の樹 at 22:00| 昔の思い出
2018年06月01日
浅間山の森の暮らし1
八ヶ岳に住んで人形たちが生まれる前に、北軽井沢と呼ばれる場所に2年間暮らしていました。
軽井沢から車でグイグイ、グイグイと30分ほど登った・・・すなわち浅間山の麓なのでした。
1998年はインターネットも無くて、家を探すために本屋さんで新聞を買いました。「住むところを探しているので・・・」と言うと、本屋さんは「うちは不動産屋もやっているから・・・」とすぐに貸家を紹介してくれました。(家賃は5万円ほどでした)
とても素敵な小さなログハウスで、可愛い看板に"Free Houseパインツリー"という名前もありました。
若かった僕らにとって、まさに夢のようなお家でした。
そこは、ほんとうに森の中で、鹿やリスや小鳥たちがいつも周りにいて、夕暮れの帰り道にフクロウと目があったりもしました。
その家が大好きで、引っ越した後も3回ほど見に行きました。
先週15年ぶりに行ったのですが、月日が経って家はだいぶ古びていました。名札みたいな可愛い看板も無くなっていたので、淋しさと共に時の流れを感じました。
けれど写真の中のお家は、今もあの頃のままで、楽しかった記憶を呼び覚ましてくれるのでした。
とても懐かしいです。
posted by 里の樹 at 18:00| 昔の思い出